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歴史的建造物の調査・改修の仕事

 
 

【コラム】文化財・歴史的建造物 調査・保存改修 関連業務実績

【コラム】価値を保ち住み続けるための保存デザイン …洋館付き住宅「小宮邸」再生の試み

 
 
国登録有形文化財・気仙沼市指定文化財角星店舗保存修理工事

 宮城県気仙沼市の角星店舗(国登録有形文化財・気仙沼市指定文化財)の保存修理事業を行った。気仙沼の老舗造り酒屋の店舗であった本建物は、平成23年3月11日の東日本大震災の津波により流され、木造2階建ての1階部分が流失し2階部分が数十メートル先に漂着した。
 保存修理事業は、国内外の復興支援金、補助金等を活用し、地域の復興まちづくり組織である「(一社)団法人気仙沼風待ち復興検討会」が主体となり行われた。
 復原工事の設計は、市、県の文化財担当及び、文化庁との調整を図りつつ、文化財としての価値を保存しながら気仙沼港周辺の復興のシンボルとしての活用を目標として進めた。全解体、組立工事を行う過程で、被災後、周辺から発見された部材を含め、極力既存材を再利用し、意匠的にも被災前の姿の復原に努めた。

 
 
金沢園 耐震補強工事

 金沢園は、横浜市金沢区にある創業100年の老舗料亭として創建当初の姿(建物は昭和5年移築)を現在まで伝えている国登録有形文化財の建物である。
本業務では、新たな旅館業許可の為の構造安全性を検討し、耐震補強工事を行った。既存土壁を集計した限界耐力計算を行い、文化財的価値を損なわないように、押入等を中心に金物及び構造用合板を主とした耐震補強を行った。

 
 

開通合名会社煉瓦遺構 保存工事設計監理

横浜・人・まち・デザイン賞【まちなみ景観部門】2017


 明治期の日本人商館の煉瓦建築(横浜市中区所在)が関東大震災による被災された状況をそのままとどめている震災遺構モニュメントとし、現地にて構造補強材(H形鋼等)による耐震補強工事及びグラウト材注入による煉瓦壁の煉瓦の補強工事を行った。
解体及び補修工事を行いながらの現地調査に加え、文献調査及び地下埋設遺構の発掘調査を行い、元建物の素性を明らかにした。また、古写真や説明案内板を現地に展示し、関東大震災以前の横浜の西洋建築の特徴が見られる貴重な遺構として見学者に分かりやすい歴史的遺構の保存表現を提案した。

 
 
旧古河庭園書庫保存活用検討調査

 東京都北区西ヶ原に所在する都立公園「旧古河庭園」内にある、葛西萬司設計と言われる書庫(現在は倉庫利用)の保存活用のための基礎調査を行なった。
 現状建物の実測調査及び史資料収集調査を行い、歴史的価値を評価すると共に、書庫及びその周辺を古河財閥や日本近代産業史を学習・体験できる記録展示・滞在空間として活用していくための計画案を作成した。
 
 
フェリス6号館別館 保全改修工事

 昭和初期に外国人向けの賃貸住宅として建てられた洋館建築の外観の復元改修工事及び耐震補強工事を行った。建築当初の色、仕上げを調べ、外壁はモルタル掃き付け(ドイツ壁)を復元し、木製建具をすべて保存修復した。山手本通りの往年の景観を現在に伝える建物として横浜市認定歴史的建造物となっている。
 
 
日立香梅寮調査業務

 戸塚区戸塚町に存する日立香梅寮(旧内山家住宅)の現況調査を行い、歴史的建造物としての価値を明らかにした。
 調査では、現況建物の実測調査、建物解体時調査、敷地発掘調査を中心に、記録写真撮影、史料及び行政資料収集並びに関係者等へのヒアリングを行い、建築年代の特定や、建物及び敷地の歴史的背景を記録・考察した。
 離れは、一階の奥座敷(梅の間)に和洋折衷の洋室の設えの痕跡がみられ、二階和室周囲の廊下には、日本海海戦のロシア海軍バルチック艦のデッキ材を床材として使用するなど非常にユニークな時代背景を偲ばせる建築である。
 
 
旧関東財務局文化財指定調査

  旧日本綿花社屋(旧関東財務局)を横浜市指定文化財に指定するに当たっての調査、図面作成・指定調書作成を行なった。

 
 
保土ケ谷宿 旧軽部本陣跡 表門・蔵 実測調査

 旧東海道保土ケ谷宿の旧軽部本陣跡に建つ、本陣の通用門であったと伝えられる門及び、大正初期に建てられた、鉄筋コンクリート造の蔵の実測調査・図面作成を行なった。
旧保土ケ谷宿の歴史的遺構として保存活用が進められる予定。

 
 
旧関東財務局 活用検討調査業務

 中区の日本大通沿いに位置する歴史的建造物である旧関東財務局の再生活用計画を作成した。民間事業導入の検討を行い、建物及び外観空間の活用シュミレーションを行った。

 
 
金子家住宅(旧旅籠)市指定文化財に向けた調査業務

 旧東海道保土ケ谷宿に残る金子家住宅(旧旅籠)の横浜市指定有形文化財に向けての現況・復原調査に加え、その後の活用等の検討を行った。
 現況調査に加え、古写真・歴史資料等と照らし合わせながら、柱・壁・建具廻り等の詳細な痕跡調査により、茅葺の屋根が架かっていたこと等が判明した。また、今後の活用を様々な切り口から検討し、保存計画を作成した。

 
 
フェリス6号館別館 横浜市認定歴史的建造物調査

 フェリス女学院6号館は、横浜市中区山手の山手本通り沿いに、震災復興期に建てられた外国人向けの住宅である。
本業務では、横浜市歴史的建造物の認定に向けた調査としての現況調査に加え、古写真の収集/歴史資料の収集・考察/改修図面との比較・検討等から改修の変遷を明らかにし当初復原考察を行った。考察から得られた情報を元に、横浜市認定建造物の認定部位等を検証し、今後の保全の方針案を作成した。

 
 
インペリアルビル 横浜市認定歴史的建造物調査

 インペリアルビルは、昭和5年に外国人向けの長期滞在型のアパートメントホテルとして建てられたモダニズム建築作家「川崎鉄三」の設計による横浜を代表するモダニズム建築である。 本業務では、横浜市歴史的建造物の認定に向けた調査としての現況調査に加え、古写真の収集/歴史資料の収集・考察/改修図面との比較・検討等から改修の変遷を明らかにし当初復原考察を行った。考察から得られた情報を元に、横浜市認定建造物の認定部位等を検証し、今後の保全の方針案を作成した。

 
 
黒田邸長屋再生工事設計・監理

 東京都葛飾区にある関東大震災後に建てられた長屋を賃貸住宅として活用する再生工事を行った。 
 外壁はゆるやかな曲線を持った杉板張りとし、玄関扉と一体的に仕上た。
 室内は、床間と土間、浴室のみの構成とし、当初材の小屋組みを現しとした。
 キッチンは、ダイニングテーブルと一体的制作。浴室と便所は透明屋根とした。
 
 

入山家住宅・店舗改修工事設計・監理

群馬県富岡市景観賞 2009

 群馬県富岡市にある明治時代中期に建てられた長屋型店舗住宅の改修工事を行った。
 歴史調査を行い、古写真や痕跡等を参考に、瓦屋根、軒、庇、しっくい壁、うだつ、看板などの復元を行った。(国の有形登録文化財登録)
 店舗内部は、当初材である大径の松丸太梁の小屋組を、吹抜けと箱階段を設けて現す設計とした。
 住宅部は、既存の躯体をそのまま活用し、内外装・設備を現代的な生活空間としてリニューアルした。
 
 
山手76番館改修工事設計・監理

 横浜市中区にある横浜市認定歴史的建造物に認定された洋館の保存改修工事実施設計及び認定変更業務を行った。
 山手76番館は、昭和初期に植物学者の住居として建てられた、山手でも珍しい急勾配の大屋根が特徴的な洋館建築である。横浜市認定歴史的建造物としての価値を尊重しながらも、現代住宅として機能を追加する設備、内装及び外観の復原の設計・設計監理、直営工事を行った。
 
 
山手89-8番館改修工事設計・監理

 横浜市中区にある横浜市認定歴史的建造物に認定された洋館の保存改修工事実施設計を行った。
 山手89-8番館は、関東大震災後に横浜市が外国人向けに建設した市営住宅の一つとして大正15年に建設された。シンプルな意匠ながら、市営住宅として外国人向けの住宅を建設した事例は他都市にはなく、横浜市における市営住宅事業の中でも特筆すべき事業と位置づけられる。
 歴史的建造物としての価値を尊重しながらも、住宅としての今後の保存活用を踏まえ、外観及び内観の復元、耐震改修及び設備改修、外構整備等の設計・設計監理、直営工事を行った。
 
 
寿福寺本堂改修工事

 横浜市港北区にある寿福寺本堂の改修工事を行った。
 12年に一度開帳される鼠年観音の厨子を安置する耐火構造の空間を既存木造の本堂内に設置した。
 併せて、格子組の耐力壁による耐震補強、外壁補修、火灯窓の設置、屋根の葺き替えに至る工事を行った。

 
 
角田邸国登録有形文化財登録申請

 横浜市栄区に現存する近代和風住宅の国登録有形文化財の登録業務。
 国登録有形文化財として、主屋の他、土蔵、石積擁壁が登録された。
建築年代が明治末期頃と考えられる主屋は、間取り等近世民家の伝統を受け継ぎながらも近世町屋の外観意匠を取り入れるなど、近代和風の要素を強く残す。また、それ以前から現存すると考えられる土蔵は、重厚な漆喰塗りの蔵で、主屋と続きとなって建つ。大正期あるいはそれ以前に築造されたと考えられる石積擁壁は、敷地とともに創建当初の趣きを残す周辺地域の重要な景観の要素となっている。
 
 
松城家住宅・国指定重要文化財指定申請調査等業務

 静岡県旧戸田村の松城家住宅(国登録有形文化財)の、国指定重要文化財に向けての指定申請するため現況実測調査を行い、調査図面報告書を作成した。
 また、松城家住宅の保全活用及び松城家を核とした地域活性化プログラムの実現に向けた検討調査及び実験公開イベント並びに保存活動シンポジウムをおこなった。
 松城家住宅は江戸期より回船問屋を営み、明治初期に当時最新であったと考えられる洋風スタイルを随所に取り入れた擬洋風建築である。また伊豆の長八(入江長八)が左官施工を依頼され、邸内には彼の作品が数多く当時のまま残っていることにその特徴と価値があると考えられる。
 
 

小宮邸改修工事設計監理

日本木青連木材活用コンクール奨励賞(住宅改修事例) 2005

【コラム】価値を保ち住み続けるための保存デザイン …洋館付き住宅「小宮邸」再生の試み

 横浜市磯子区にある昭和9年築の洋館付き住宅の保存改修工事をおこなった。
 改修前は、北側一間の幅に水回りが集められ、日当たりの悪い台所や茶の間など生活スペースの環境が悪く、また、洋館と和館の接する部分の屋根の雨仕舞が悪く雨漏りがあった。
 そこで改修後は、光庭を設けて通風と採光を確保することで、居室の環境を改善し、洋館部の独立性を高めることで屋根の雨仕舞を解決した。同時に、建物の寿命に大きく影響する構造面の耐震補強を大幅におこなった。
 改修にあたっては、古い材を極力利用し、既存の柱材や瓦、建具なども再利用した。
 
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