角田邸(横浜市栄区公田町/国登録有形文化財)に隣接する茶室の改築工事。
 間取りは、広間(8畳+廊下)、前室、トイレのみのシンプルな構成となっている。
 柱は北山杉の面皮柱、建具は木曾檜・秋田杉、床板はチーク、床コ板は樹齢150年の松と、随所に良質の材料を用いて建てられた。
 宮大工松本高広の手により2年の歳月をかけて、未来の文化財が完成した。