日本木青連木材活用コンクール
奨励賞(住宅改修事例) 2005

 横浜市磯子区にある昭和9年築の洋館付き住宅の保存改修工事をおこなった。
改修前は、北側一間の幅に水回りが集められ、日当たりの悪い台所や茶の間など生活スペースの環境が悪く、また、洋館と和館の接する部分の屋根の雨仕舞が悪く雨漏りがあった。
そこで改修後は、光庭を設けて通風と採光を確保することで、居室の環境を改善し、洋館部の独立性を高めることで屋根の雨仕舞を解決した。同時に、建物の寿命に大きく影響する構造面の耐震補強を大幅におこなった。
改修にあたっては、古い材を極力利用し、既存の柱材や瓦、建具なども再利用した。

【コラム】
価値を保ち住み続けるための保存デザイン 洋館付き住宅「小宮邸」再生の試み