横浜を代表する商店街の一つである六角橋商店街地区において、昭和レトロなまちなみを次世代に継承するため、横浜市地域まちづくり推進条例に基づく、地域まちづくりルールの作成を行った。
 ルールでは、敷地・建築物等に関する基準、アーケードに関する基準、防災の取組、商業環境の取組等を定めた。神奈川大学と連携したまちなみ研究では、六角橋商店街の景観に調和するまちなみの推奨モデルを導き出した。
 このルールが策定されたことにより、建替えが困難であった無接道の建築物の建替えが可能となり、安心・安全で魅力的なまちなみを未来に継承するための道筋が敷かれたといえる。