宮城県気仙沼市の小野健商店土蔵(国登録有形文化財、昭和20年代建築)の保存修理工事を行った。平成23年の東日本大震災で外壁、土壁、内部に被害を受け、平成26年に町全体の嵩上げ工事に先んじて揚屋を行った。
今回の保存修理工事では、外壁、漆喰大壁、木製建具の修繕に加え、蔵入口部手前にガラス張りのピットを設け、旧建物基礎を保存し、現況位置との差を見せる地中遺構表現を用いて建物の改修経緯を保存、公開することとした。
私達は文化財・歴史的建造物の保存活用設計を通し、歴史と文化と人のつながりを大切にした空間づくりを求め続けています。
宮城県気仙沼市の小野健商店土蔵(国登録有形文化財、昭和20年代建築)の保存修理工事を行った。平成23年の東日本大震災で外壁、土壁、内部に被害を受け、平成26年に町全体の嵩上げ工事に先んじて揚屋を行った。
今回の保存修理工事では、外壁、漆喰大壁、木製建具の修繕に加え、蔵入口部手前にガラス張りのピットを設け、旧建物基礎を保存し、現況位置との差を見せる地中遺構表現を用いて建物の改修経緯を保存、公開することとした。